女性のための栄養学

リンゴの栄養について

リンゴの栄養について

だんだん寒い日が多くなってきました。この季節は柿やブドウの他にもリンゴやナシがおいしい季節ですね。
今回はリンゴのお話です。

リンゴにはカリウムや食物繊維がたっぷり含まれており、毎日でも食べたい果物です。
野菜や果物全般に言えるのですが、皮の近くに栄養がギュッとつまっているので、できれば皮ごといただきましょう。
リンゴの皮にはポリフェノールが多く含まれるので、活性酸素を抑え、がん予防にもなります。
表面がテカテカしているのを農薬と思う方も多いのですが、これはリンゴの表皮から出る天然のろう物質で、食べても問題ありませんのでご安心ください。

リンゴを食べることで期待できることは、血圧を下げる、整腸作用(便秘・下痢両方)、疲労回復などです。
特に食物繊維は水溶性と不溶性の両方を併せ持つので、おなかの調子が悪い時にはリンゴをどうぞ。まるかじりでいかがでしょうか?
リンゴに含まれるリンゴ酸には、糖質がスムーズに代謝されエネルギーに変わるのを助ける働きが期待できるので、疲労を感じやすい方にもおすすめです。

最近多いリンゴアレルギーの方も、加熱すれば問題なく食べられます。
わたしもアレルギーなのですが、ジャムにしたりコンポートにすることでおいしくいただいています。
ジャムは芯を取り除き、5ミリくらいにスライスして砂糖と一緒に煮つめるだけです。水は加えなくても大丈夫。
レモン果汁を加えれば尚おいしくできますよ。簡単なので、ぜひ一度作ってみてくださいね。

回答してくれるのは・・・

札幌マタニティ・ウィメンズホスピタル 管理栄養士 藤野美幸さん

札幌マタニティ・ウィメンズホスピタル 管理栄養士 藤野 美幸さん

釧路市出身。光塩学園女子短期大学食物栄養科卒業。病院勤務などを経て、管理栄養士の資格取得。現職に就いて9年目。現在は妊婦さんの栄養指導・赤ちゃんの離乳食指導等を行っている。