女性のための栄養学

卵の栄養について

卵の栄養について

卵(鶏卵)は比較的価格も安定していていろいろな料理につかえる優れもの。
でもコレステロールが気になって控えている方も多いのでは?

卵は確かにコレステロールを多く含みますが、同時に卵黄に含まれるレシチンには悪玉コレステロールを下げる働きがあるのでさほど気にすることはありません。
またコレステロールの8割は体内で合成されており、食べ物が関係しているのは2割程度なのです。

それより卵には素晴らしい働きがたくさんあります!
卵に含まれる必須アミノ酸(体内で作ることができず、食べ物からしか摂れない成分)は100%を示し、私たちの体を作るのに欠かせません。もちろん綺麗なお肌を作るのにも関わっています。
風邪の細菌をやっつけるリゾチームは卵白に多く含まれますし、卵黄には脳を活性化し、記憶力をアップさせる働きがあります。
コレステロールを気にして卵黄を食べない方もいらっしゃいますが、ぜひ卵全部を食べていただきたいものです。

卵を買うとき、賞味期限だけではなく、卵の肌質も見てみましょう。
表面がつるんとしている方が綺麗ですが、実はザラザラしている方が良い卵のしるし。
また、卵黄の色が濃い方が栄養価が高いわけではありません。卵白がこんもりと高さがある方が新鮮な卵といえます。
胃腸の調子が悪い時は半熟卵や茶わん蒸しのような柔らかい調理法が消化が良いのでおすすめです。

回答してくれるのは・・・

札幌マタニティ・ウィメンズホスピタル 管理栄養士 藤野美幸さん

札幌マタニティ・ウィメンズホスピタル 管理栄養士 藤野 美幸さん

釧路市出身。光塩学園女子短期大学食物栄養科卒業。病院勤務などを経て、管理栄養士の資格取得。現職に就いて9年目。現在は妊婦さんの栄養指導・赤ちゃんの離乳食指導等を行っている。