女性のための栄養学

マグロの栄養について

マグロの栄養について

みなさんは肉と魚、どちらが好きですか?
私は妊婦さんの栄養指導に十数年携わっていますが、調理がラクだったり、生臭さが気にならない、旦那様が魚を食べないといった理由で、肉の方が人気があるように思えます。

肉、魚どちらも人が生きていくうえで欠かせないたんぱく質を含みますが、脂身の質に違いがあり肉の脂は摂りすぎると血液をドロドロにして詰まらせてしまったりします。
しかし、魚の脂は血液をサラサラにし、成人病を予防する働きがあります。

マグロにはドコサヘキサエン酸やエイコサペンタエン酸が多く含まれており、脳の機能を高めたり、善玉コレステロールを増やしたりと老若男女にいいことずくめなのです。
これは肉にはない効果なので、逆を言えば魚を食べないでいると不足している栄養素です。

マグロはもともと生臭さが少なく生で食べることがメインの魚です。焼き魚や煮魚が苦手な方でも手軽に食べる方法として、マグロの刺身やお寿司で食べるのはいかがですか?

赤身の部分には脂肪分が少ない代わりに、鉄分やビタミンEが多く含まれているので顔色を良くし、血流も良くしてくれる優れもの。低カロリーなので安心して食べられますね。
ただし脂身のカロリーは高いので程々に食べましょう。

健康と美容のためにもマグロに限らず毎日魚を食べるように心がけましょう。

回答してくれるのは・・・

札幌マタニティ・ウィメンズホスピタル 管理栄養士 藤野美幸さん

札幌マタニティ・ウィメンズホスピタル 管理栄養士 藤野 美幸さん

釧路市出身。光塩学園女子短期大学食物栄養科卒業。病院勤務などを経て、管理栄養士の資格取得。現職に就いて9年目。現在は妊婦さんの栄養指導・赤ちゃんの離乳食指導等を行っている。